昔々あるところに

昔昔あるところに勘違い野郎が一人いました。その人はよく僕と話す人なのですが、ちょっと空気が読めない人で、よく場の雰囲気を盛り下げてしまう傾向にある人でした。そうすると僕がなんとか話をそらして、きまずい雰囲気を回避するのでした。

その人は、結構浮いている人で周りからの評判もあまり良くない人でした。そして、今日も勘違いしてしまったのです。

僕の雰囲気の作り方は、自分がバカであることを演じることによって、自ら「かわいそうな人」になることで、雰囲気を作っています。多くの人は気づいていなので、それはそれでいいのですが、僕からすれば陰の立役者的な気分になれるので、自分でも気分が良いのです。

 

そしてある帰りみち、僕とその人で帰っていくときに、知り合いが僕に声をかけてきました。その知り合いと勘違い野郎はあまり話さないので、僕が仲人になって、きまずい雰囲気をそらすのですが、その勘違い野郎は、自分が知り合いと仲が良いと勘違いしているらしく、知り合いが僕に手を振ってきたことを、自分に手を振ってきたと勘違いして、大喜びで知り合いに手を振っていましたが、正直かわいそうなきもちになりました。

 

きまずい雰囲気を回避することはなかなかの技なので、僕でも苦戦することがあります。そういう時は、その場から離れます。つくづく勘違いというのは、かわいそうだな~と思った今日でした